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パブロレコードのオーナー、ノーマン・グランツのお気に入りピアニスト二人の夢の共演第2作。パブロレコードにおける二人の共演は3回セッションが行われ、5枚のレコード( Satch And Josh、Satch And Josh....Again、The Timekeepers、Night Rider、Yessir, That's My Baby )に収められています。 第1作よりはお互い気心も知れてきたのか、寛いだ雰囲気が微笑ましいです。それでも Home Run などのアップテンポナンバーでは丁々発止のセッションを聴くことが出来るし、熱いセッションが好きな人も聞き逃せません。白眉は Li'l Darlin' と She's Funny That Way。ベイシーのお馴染みのイントロで入って、ピーターソンがエレピ(フェンダーローズ?)のオブリガードで絡む Li'l Darlin' は二人の個性が十分に生かせていて、個人的には全曲この組み合わせでやってほしいような気もします。同じくスローの She's Funny That Way でも二人とも繊細な表現の出来るピアニストなだけに胸がキュンとなるような名演を聴かせてくれます。 |