1. Easin' It
2. You Are Too Beautiful
3. Corner Pocket
4. Stella By Starlight
5. Back To The Apple
6. I Needs To Be Bee'd With
7. I Got Rhythm
8. Back Water Blues
9. Alexander's Ragtime Band
10. Ol' Man River
11. One O'clock Jump

Personnel : Count Basie (p), Freddie Green (gt), Eddie Jones (b), Sonny Payne (dr), Snooky Young, Thad Jones, Sonny Cohn, Al Aarons (tp), Henry Coker, Quentin Jackson, Benny Powell (tb), Marshal Royal (as), Frank Wess (as,ts), Frank Foster, Eric Dixon (ts), Charlie Fowlkes (bs), Irene Reid (vo)

Location & Date : SVT broadcasting, Stockholm, Sweden, Apr 24, 1962

ベイシー第二の黄金時代、Roulette レーベル在籍期間中に発表された３枚のライブアルバムの最後の１枚、Basie In Sweden のおよそ４ヶ月前、これまたスウェーデンでの未発表ライブ映像が登場！！

超名盤、Breakfast Dance And Barbecue の頃とはメンバーもだいぶ変わってはいるものの（ Wendell Cully → Sonny Cohn、Joe Newman → Al Aarons、Al Grey → Quentin Jackson、Billy Mitchell → Eric Dixon ）、相変わらずの好調さを見せ付けてくれます。 曲目自体は、この直後に録音された En Concert ととてもよく似ているのですが、なんといっても Easin' It、You're Too Beautiful、Back To The Apple など、映像では初と思われる曲が目白押しなのがうれしいですね〜。

見どころはなんといっても、生粋のエンターテイナー、Sonny Payne (dr) でしょう（彼がいるといつも見どころになっちゃいますが・・・）。Easin' It の小粋さ、（でもスティックを回すのも忘れません。）、 You're Too Beautiful での繊細さ、そしてなんといっても Back To The Apple などのアップテンポナンバーでの曲の魅力を２００％引き出す豪快さ・・・どれをとってもベイシーバンドを去来したドラマーの中でも間違いなくトップレベルといえるでしょう。

Sonny Payne に目を奪われがちですが、凝った演出の Stella By Starlight、I Needs To Be Bee'd With でのベイシーの楽しそうな表情など、この時代でなくては見られない映像の数々も見逃せません。
画質、音質ともに良好、カメラワークもまずまず、演奏も最高・・・必聴です！！