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スウェーデンでの狂乱のライブを収めた Basie In London の3ヶ月後、ニューヨークのバードランドでの音源。ナレーションが入っていることからも分かるようにラジオからのエアチェック音源。ホームグラウンドでのライブだけにリラックスした演奏を聴かせてくれます。 定番中の定番が並ぶ曲目の中でも Fancy Meeting You、Sixteen Men Swinging、Blee Blop Blues などのアップテンポナンバーではやはりどうしても手に汗握るような興奮を覚えます。後年ライブで必ずといっていいほど演奏されるエキサイティングなナンバー、Whirly-Bird の習作と考えられる You For Me はファンならずともニヤリとしてしまいます。聴き飽きないどころか、どんどん惹きこまれる絶妙な選曲も要注目!テーマをオクターブ上で吹いたり、終始椅子に座って片手でトランペットを吹いたりと、なかなかの問題児だったらしいリードトランペッター、Reunald Jones や 後のルーレットレーベル所属時代や'60年代のライブでは縦横無尽の大暴れを演じる Sonny Payne (dr) がどういうわけかおとなしいのですが、個人的にはもう少しハメをはずしてほしい気もします。ちなみに Plymouth Rock では、ここから一番盛り上がるというところでナレーションが入って、さらにフェードアウトもせずに曲がカットされてしまいます。残念!! |