Joe Williams (vo)


● ニューベイシー期のボーカリストといえばこの人。'54年の入団から永く楽団のシンガーをつとめた。退団後もたびたび客演している。ジミー・ラッシングとはまた違った伸びのある声が魅力。また、ブルースを得意とし、ベイシーがシンガーに求めていた「ブルースが唄えること」という前提条件を見事に満たしていた。ベイシーもステージで
『私の自慢の息子です。( "My Favorite Son, Joe Willimas !" )』
と紹介していたほどのお気に入り。男性黒人ボーカリストとしては実力はトップクラスなのでは?残念ながら1999年に永眠されました。合掌。




ソロ(?)を聴くなら・・・。

Everyday I Have The Blues ( Count Basie Swings Joe Williams Sings ) :
Joe Williams + ベイシーバンドの最大のヒット曲。

Alright, Okey, You Win ( Basie In London ) :
Everyday I Have The Blues とならんで十八番。

Hallelujah I Love Her So ( Basie's Golden '58 ) :
Sammy Davis Jr. と共演。たまりません。

Smack Dub In The Middle ( At Newport ) :
これまたブルースフィーリングあふれた名曲。

Roll'em Pete ( Basie In London ) :
ブギウギ調の素敵なブルース。ベイシーのイントロ、Frank Wess (ts) も最高!!