|
|
名プロデューサー、Norman Granz が再々(々?)度興したレコード会社、Pablo への移籍後の初スタジオ録音作。ちなみにライブ作はこの前に Jazz At TheSanta Monica Civic '72、Fun Time の2作品がリリースされているものの、スタジオ録音はなく、本作はレーベル設立から3年、待望のスタジオ録音といえるでしょう。全楽曲が Basie-Straight Ahead、Have A Nice Day に続いて Sammy Nestico (arr) のペンによるもの。The Heat's On、Freckle Face などその後の重要レパートリーとなる曲が多く、必聴です!なかでもその後のバンドのキーマンとなる Butch Miles (dr) 若さみなぎるプレイや、疾走感では歴代のテナー随一の Jimmy Forrest (ts) のソロは特筆ものです。 ちなみに録音された時期、1975年8月24〜30日にはバンドはLAのディズニーランドに出演しており、その合間を縫って昼間スタジオ入りして録音されたものだそうです。それでも決して「やっつけ仕事」的ではなく(当然ですが)捨て曲がひとつもないのは驚異的ですね。 |